お腹が痛い…
気分が悪い…
生理痛で困ったとき、あなたはどうしていますか。
人によって対処法は異なり、
・お腹を温める
・痛み止めを飲む
・低用量ピルを飲む
などを選ぶ女性がいるようです。
もし自身の取った対策で、痛みが緩和できているのなら大丈夫。しかし自分に合った対処法が分からなくて悩んでいるなら、この記事が役立ちます。
ここでは生理痛の緩和に役立つ対処法について。紹介していきます。
痛みを感じたら痛み止めを飲もう
痛みを感じ始めたら、我慢せずに早めに鎮痛剤を飲みましょう。そもそも痛みが生じているのは、身体に起きた炎症を脳に伝えるためです。
このサインを無視して痛みに耐え続けても、鎮痛剤が効きにくくなる上に身体にも負担がかかってしまいます。
炎症が発生すると、痛みの元となる物質が発生します。鎮痛剤は、この物質の発生を抑える役割があるのです。しかし飲むのが遅れると、痛みを伝える物質が大量に排出されて手遅れに…。
そのために、「痛い」と感じたらできるだけ早めに飲むのが大切なのです。
用法用量を守って服用しよう
市販の鎮痛剤を飲む場合、10日以上飲み続けるのは危険です。薬物乱用頭痛を引き起こす可能性が高まるので、用法用量を守って正しい服用を心がけましょう。
もし薬が効かなかったと感じても、用量を増やしてはいけません。服用のタイミングが遅れた、もしくは自分の体質に合わなかったなどの原因が考えられるので、早めに飲むまたは別の痛み止めを試してみるなど工夫してみてください。
身体を冷やさないように気をつける
夏のオフィスや冬の外気は、女性の身体を冷やしてしまいます。身体が冷えると血行不良になり、月経痛を悪化させる場合も。
生理中は特に、身体が冷えないようにしないといけません。カイロを使ったり、半身浴をして身体の芯から温まるなどして、冷え対策を怠らないようにしてください。
「湯船につかると子宮内にお湯が入るのでは…」と、心配になるかもしれません。しかし水圧によって、子宮内にお湯が侵入することはないのです。安心してゆっくりお湯に浸かって大丈夫です。
入浴剤を使うのも方法の一つ
入浴剤には、身体を温めたり血行促進に役立つ成分が含まれている商品があります。血流が良くなると、身体のコリも取れてリラックスしやすいはずです。
心や身体がほぐれると、痛みの緩和に繋がります。お気に入りの入浴剤を探して、リラックスタイムに役立てましょう。
低用量ピルで緩和する
低用量ピルとは、女性ホルモンが含まれているお薬です。薬の作用には、避妊効果と生理痛の緩和があります。
低用量ピルを服用すると、子宮内膜の増殖が抑えられます。子宮内膜からは、プロスタダランジンという物質が作られるのです。
プロスタダランジンは、痛みの大きな原因の一つ。
低用量ピルで子宮内膜の増殖を抑えれば、プロスタダランジンの増加も防げるので生理痛が楽になるというわけなんです。